恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
はじめまして
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「んっ……?」
朝……?
目を開けると、部屋の中に朝日が射し込んでいた。
そして、目の前に……誰かの胸板……
多分……煌くん…と、思って確認のため顔を見た。
やっぱり……
煌くん……ずっと抱きしめてくれたのかな?
わたしは、煌くんに抱き締められていた。
嬉しくて煌くんの服をきゅっと握りしめた。
あれ……そういえば……わたし、煌くんと……
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昨夜のことを思い出し、顔が赤くなる。
わたし………ど、どうしよう……煌くんと、顔合わせられない……
それに……服……
と、思い体を見ると、何故か服を着ていた。
えっ?なんで……?
下着は着てないけど、上の服だけ着ていた。
もしかして……煌くんが……?
と、とりあえず……下着着よう。
わたしは、煌くんを起こさないように、そーっとベッドから出た。