恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「っ……」
すると、わたしは煌くんにベッドの中へと引きずり込まれた。
「き、煌くん……?」
煌くんを見ると、企んだような顔で……笑った。
「お前……どうなっても……知らねぇ」
すると、煌くんは、またわたしの唇を塞いだ。
「んっ……」
少し……強引だけど、優しいキス。
煌くん……
「んっ……ふ…はぁ……」
唇が離れ、肩で息をする。
煌くんは、余裕そう。
「俺も…同じだ……」
……?
「顔を合わせられない……」
煌くんも…?そうなの…?
「だけど…それ以上に……お前に触れたい……」
今度は……優しく抱き締められた。