恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
守りたいモノ*煌side*
横に眠る、愛依の顔を眺める。
ああ……やっぱり……他の女と違う。
今まで、いろんな女を抱いてきた……
だけど……こんな感情にはならない。
気持ちの奥深くから溢れる……自分の、モノにしたい……守りたい…という感情。
体を起こし、もう一度、愛依の顔を見る。
それから……頬に軽くキスをした。
それでも、ピクリともしない愛しいやつに、笑みがこぼれた。
今日は、学校はサボって倉庫に来た。
俺は、ある情報を調べていたんだが……愛依は、する事がないらしく、ひま~と、叫んでいた。
そんなに暇が嫌なら……と、思い愛依を呼んでキスをした。
結局、愛依もその気になったので、そのまま総長部屋に行き……
今に至る。