恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
もっと……大人になりてぇ……
余裕を持って、愛依を守れるような……そんな、大人に……
愛依は、きっと………処女じゃなかった。
いろんな女と寝てきたからわかる。
それだけで周りの事を考えられなくなる俺はまだまだだ……
愛依の身体を誰か知ってる……誰かが触れた……もしかしたら…記憶喪失になる前は、彼氏がいたかもしれない。
それで今朝は……智秋に当たってしまった……
少し考えれば……冷静になるのに……
愛依の彼氏は、今は、俺。
それだけで……いい………
欲を言えば誰にも触られていないで欲しかった……けど、愛依が俺の事を必要として…一番に好いていてくれるなら……