恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「こいつらは………友達っつうか……仲間?」
「ああ!チームの?」
そう言うと煌くんが頷いた。
なるほど、お仲間さんだったのね!
「ごめんなさい……泥棒とか……言っちゃって……」
わたしは頭を下げた。
間違えるにもほどがあるよ………
「で、君は?」
眼鏡の奥から鋭い視線を送ってくる、緑色の頭の人。
嫌われてる………?
「あ、あの……わたっ「こいつは、訳あって今日から俺と住む」」
「「はあ!?!?」」
緑さんと赤さんは驚いたように叫んだ。
「煌、また………勝手なことを……」
呆れたように呟いた緑さん。
それに噛み付くように、反論をした煌くん。
「俺が何しようと……お前には……関係ねぇ……」
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