妹の結婚相手は衝撃の人物だった(仮)《TABOO》
待ち合わせの時間よりも少し早めについてしまったが、



ほどなくして遥翔もそこに現れた。



「お待たせ、待った?」



「大丈夫、あたしも来たばかりだから」



「挨拶にいったらお前がいるからびっくりしたよ」



「それ言うならあたしもだよ、



いったい栞とどこで出会ったの?」



「たまたま人数合わせに付き合わされた合コンの席にいたんだ」



「へぇ、人数合わせねぇ」



「ほんとだよ、信じてくれねえのか」



「分かった、信じてやるわよ、



それよりこんな所であたしと会ってて良いの?」



「大丈夫!見つかりっこねえって」
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