クールな王子は蜜の味
「キモッ!

博美は女だろ?

オレは男だからいいけど・・」


そう言って私を引っ張った博史。

・・・

両方から引っ張られた私は、

痛くて、本泣きに入ろうとした・・?!

・・・

そんな私を、

誰かが救い出してくれた。

・・・

「す、すみませ・・・あ」

「…顔、かせ」

「・・・はい?」

・・・

私の首根っこを摑まえているのは、

人を子供パンツと呼んだ失礼男智也。

・・・

どんだけモテ男でも、

私は許さないんだから。

「三浦先輩、寧々に何する気ですか?!」

私を助けようとする博美。

・・・が、

冷たい視線で威圧され、

引っ込んでしまった博美。
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