クールな王子は蜜の味
・・・
その上最悪な事に、
見たくもない物まで見てしまうし。
・・・
忘れようと思っていた矢先に、
あれだもんな。
名前も知らない新入生だ。
つい、口が滑った。
・・・
オレは人前で、
話しもしないし、笑いもしない。
周りはクールだって言って、
特に女子はそれがいいと
かふざけたこと言いやがって、
人を美化して・・・
・・・
オレが喋らないから、
あまり声をかけてこなかったのに、
あの入学式を境に、
『智也君って、意外とお茶目さんなんだ』
とか・・・
『あの子とお喋りするなら、
私たちともお喋りしよう?』とか・・
好き勝手言いだした。
・・・
これだから嫌なんだ。
女はやたらと喋りすぎ・・・
女はオレにとって騒音でしかない。
その上最悪な事に、
見たくもない物まで見てしまうし。
・・・
忘れようと思っていた矢先に、
あれだもんな。
名前も知らない新入生だ。
つい、口が滑った。
・・・
オレは人前で、
話しもしないし、笑いもしない。
周りはクールだって言って、
特に女子はそれがいいと
かふざけたこと言いやがって、
人を美化して・・・
・・・
オレが喋らないから、
あまり声をかけてこなかったのに、
あの入学式を境に、
『智也君って、意外とお茶目さんなんだ』
とか・・・
『あの子とお喋りするなら、
私たちともお喋りしよう?』とか・・
好き勝手言いだした。
・・・
これだから嫌なんだ。
女はやたらと喋りすぎ・・・
女はオレにとって騒音でしかない。