クールな王子は蜜の味
やっぱりこんな時って、

頼りになるのは、親友の存在だって、

改めて思った。

・・・

そして、運命の日曜日。

やっぱり、コンパなんて気が引ける。

でも、私を元気づける為に、

博美がセッテイングしてくれたから、

行かなくちゃ・・ね。

・・・

10:05

10時を少し回って、

私は待ち合わせ場所に来た。


「よかった~。

来ないんじゃないかと思ってた」

そう言って安堵の溜息をついた博美。

・・・

「ゴメンね?電車が遅れて・・」


「ううん、いいよ!

ぁ、今日のに来てくれた寧々。

カワイイでしょ?」

そう言って私の肩を抱き寄せ、博美が言う。

その目線の先には、

3人のイケメンが・・・

彬・学・陽二と言う、

同い年の男のらしい・・・
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