クールな王子は蜜の味
たくさんの人がいる事を、

すっかり忘れていた。

・・・・はずい。



でも智也は、

嬉しそうに微笑んだ。

…悩殺です。



「よくできました」



「・・・え」



たくさんのギャラリーに見つめられながら、

私たちは、

熱~い、キスをした。



「と、智也の…バカ!」

・・・

私は智也を置いて、歩き出した。

これじゃあ、バカップルみたいじゃない。


・・・

先に行く私を、

智也は掴むと、

手を絡ませて歩き出した。
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