クールな王子は蜜の味
ちょっぴり頬を染めたママは、


「ごゆっくり♥」

そう言って、バタンとドアを閉めた。

「・・・」

無言の智也。

・・・

「ま!ママのバカ!」

叫んだ私。

・・・

恥ずかしすぎて、

頭から湯気が・・・

・・・

「・・また、明日な?」

頭をポンポンとした智也は、

それ以上何も言わず、

帰っていった。

・・・

い、今のキスって、

どういう意味?

・・・

私は魔除け…なんだよね?

最初のキスは事故・・・

2回目のキスは・・・

・・・

思い出しただけで、

クラットシテしまった。

い、今は何も考えられそうにない。
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