クールな王子は蜜の味
目の前に、

この学園には珍しい、

不良らしい生徒、3人。

・・・

ここは進学校のはずなのに、

こんな生徒がいたとは、意外。

・・・

凄く怖かったけど、

ここを通り過ぎないと、

1年の教室には行けない。

私は勇気を絞り出して、そこを

通り過ぎた。

・・・

「おい、そこの1年」

「・・・はい」

・・・

どうやら無事には

ここを通り過ぎるわけにはいかないらしい。

・・・

「お前、智也の女だろ?」

「・・・」

「どうなんだ?あ?!」

「・・そ、そうです・・けど」
< 69 / 180 >

この作品をシェア

pagetop