クールな王子は蜜の味
目を見開いたオレに、

じゃあ・・と、

手を振り、どこかに消えて行った。

・・・

いつもの事だが、

智也の行動は、

毎回読めない。

・・・

しょっちゅう授業をサボっているのに、

成績優秀者だって言うのが、

ムカつくところだ全く。

・・・

オレは溜息をつき、

教室の中に入った。

・・・

その時丁度、

チャイムが鳴った時だった。

・・・

オレは窓側の席に座り、

窓の外に、目を向けた。

・・・

おいおい、

あれはマズイんじゃないか?
< 72 / 180 >

この作品をシェア

pagetop