クールな王子は蜜の味
オレの大事な女に手を出すのは

許せねぇ・・・

・・・

寧々は、見るからに純粋な奴なんだ。

その彼女を傷つけるようなことがあれば、

容赦しない。

・・・

オレは大量の汗を流しながら、

街中を駆け回った。

・・・・

一体どこに行った?



「・・・智也!」

オレを呼んだのは



「秋人」


「いたか?」


「いや・・どこにも・・・」


「最後はあそこしかねえな」

秋人がため息交じりに言った。

「・・・あそこって?」

「着いて来い」

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