クールな王子は蜜の味
寧々side
体は智也に抱きしめられてるのに、
私の両手は木山先輩が握ってる。
・・・
私はどうしたらいいかわからず、
目を何度も瞬きしてる。
・・・
こんな状況になる約一時間前。
・・・
「えっと、は、離してください」
腕を握ったままどんどん進む不良さん。
・・・
「お前は黙ってついて来ればいいんだ」
そう言って・・・
意外にも優しい笑みを浮かべた。
・・・
「・・・」
その微笑みに、
反論するのをすっかり忘れてしまった。
・・・
そして連れてこられたのが、
廃工場の後。
・・・
流石に身の危険を感じた私は、
もう一度抵抗を試みた。
私の両手は木山先輩が握ってる。
・・・
私はどうしたらいいかわからず、
目を何度も瞬きしてる。
・・・
こんな状況になる約一時間前。
・・・
「えっと、は、離してください」
腕を握ったままどんどん進む不良さん。
・・・
「お前は黙ってついて来ればいいんだ」
そう言って・・・
意外にも優しい笑みを浮かべた。
・・・
「・・・」
その微笑みに、
反論するのをすっかり忘れてしまった。
・・・
そして連れてこられたのが、
廃工場の後。
・・・
流石に身の危険を感じた私は、
もう一度抵抗を試みた。