クールな王子は蜜の味
「せんぱ・・くる・・し」

モガモガ言う私。

…なぜかって?

それは、

特別教室に連れ込まれた私の口を、

智也がしっかり塞いでいたから。

・・・

パッと手を離した智也。

「・・はぁ、はぁ・・」

・・・

やっとまともに息ができるようになった私は、

必至に息を整える。


「何‥やってんですか?

死ぬかとオモッ?!」


・・・・・

きゃ~~~///!!

・・・・・

上を見上げた途端、

私を抱きしめた智也。

・・・

この状況に、

私の心がパンク寸前。

・・・

ドキドキして、

心臓壊れそう・・・
< 97 / 180 >

この作品をシェア

pagetop