女の子なのに女の子が好きになってしまった。
美冬 side
―――――――――
『花園さん,おはよう!』
急に話し掛けられちゃった。
名前もまだ分かんないし…
どうしよう…
今まで友達もいなかったし
どうしよう…
ずっと机の前にいるし
無視は出来ないし…
友達は欲しいけど
どうしたらいいか分かんないし…
「あの…」
『どうしたの?困った事あったの?』
わわわ
勘違いしてる…!
「大丈夫,大丈夫です!おはようございます!急に挨拶されて驚いただけなんで…すっ!困った事がある訳じゃ…!ごめんなさい…」
『あはは。こっちこそ驚かしてごめんね?私は秋。よろしくね』
「あ!よろしくです…」
『美冬…ちゃんだよね?』
「え?は,はい…」
『同じ季節の名前だし,冬って呼んじゃっていいかな?』
「は,はい!大丈夫…です。」
『あれ…別に敬語使わなくていいだけどなー』
「ごめんなさい…癖なんです。」
『無理にとは言わないけど!先生来たしまた後でね!』
そう言うと
秋は席に戻った。
可愛い子だったな…
何で僕なんかに喋りかけてくれたんだろう…
友達になれるかな…
いい人そうだったし…
あ,でも
僕が友達なんて…嫌だよね…
はあー。
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『花園さん,おはよう!』
急に話し掛けられちゃった。
名前もまだ分かんないし…
どうしよう…
今まで友達もいなかったし
どうしよう…
ずっと机の前にいるし
無視は出来ないし…
友達は欲しいけど
どうしたらいいか分かんないし…
「あの…」
『どうしたの?困った事あったの?』
わわわ
勘違いしてる…!
「大丈夫,大丈夫です!おはようございます!急に挨拶されて驚いただけなんで…すっ!困った事がある訳じゃ…!ごめんなさい…」
『あはは。こっちこそ驚かしてごめんね?私は秋。よろしくね』
「あ!よろしくです…」
『美冬…ちゃんだよね?』
「え?は,はい…」
『同じ季節の名前だし,冬って呼んじゃっていいかな?』
「は,はい!大丈夫…です。」
『あれ…別に敬語使わなくていいだけどなー』
「ごめんなさい…癖なんです。」
『無理にとは言わないけど!先生来たしまた後でね!』
そう言うと
秋は席に戻った。
可愛い子だったな…
何で僕なんかに喋りかけてくれたんだろう…
友達になれるかな…
いい人そうだったし…
あ,でも
僕が友達なんて…嫌だよね…
はあー。