嫌い嫌い! 大ッ嫌い! 変わらぬ思い
「それにしても残念だなー」

「残念って?」

 俺はココで志田さんの事を思い始めた。

 志田さんも悪くない人だ。

 それに俺好みの気さくな女性だし、巨乳の抜群なボディもスッゴく魅力溢れるのだ。

 半分はエロチックなドキドキ気分で俺は話しを進めた。

「志田さんと…、交際出来ないのが…、残念だなって…、思っているんだよ」

 赤信号で一旦停止した時、俺はチラッと志田さんの方に視線を変えた。

 志田さんは表情1つ変えずに、フロント越しから前の方を見据えている。

「私の事…、好きだって…事?」

「まあ…、そうだな」

 信号が変わって再びクルマを走らせる俺。

「そう言われるとねぇ」

「嫌かな?」

「その反対だよ」

「嬉しいんだ?」

「うん」




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