嫌い嫌い! 大ッ嫌い! 変わらぬ思い
 俺のケータイのメール着信音がコールした。

 ケータイを開いた俺は驚いて声を上げた。

「うわー! 何じゃいコレは!?」

「どうしたの?」と、3人が俺に注目する。

「西谷敦子からメールが来たよ」

 え?

 メール?

「何て、書いてあるの?」と志田さん。

「>人の好意を蹴り、純粋な思いを踏みにじった哀れな男! 田代祐介! バカ田代! ゴミ田代! お前は一生、女には縁は無いし出会いさえも無いのよ! 自分のバカを、愚かさを十分に認識なさい!<って書いてあるんだ」

 ひぇー!?

 唖然となる3人。

「それって、田代君に対する誹謗中傷だよねー?」と富沢さん。

 更にメールが来た。メールを読む俺は顔をしかめ、頭を掻き始める。

「又かよ!」

「今度は何て?」

 
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