ちぇんじMyらいふ
「あっそ。でその腕のアザが戦利品ってわけか」
何だそのあたしを馬鹿にしたような顔は!
「いや馬鹿だよあんた。」
な、なに!!?心が読めるだと?!
「別に読んでないよ。顔に書いてあんの。てかあんた無茶し過ぎ。いくら護身術習ってるって言っても、相手が凶器なんか隠し持ってたらどーすんのさ。」
「あー死ぬね。グサッと。でもその相手相当イカれてんね。武器常備とか警戒心半端ないな!てかもう過ぎた事じゃん!あたしは生きてる!何か問題?」
「呆れた…。ひたすら馬鹿だ…。お人好しも大概にしなさいよ?いつか絶対痛い目に合うんだから」
「痛い目?大丈夫!何のために護身術習ってんのさ」
「はー。何言っても無駄だねこりゃ」