愚かな女と最低な男


だが内心不安定だった。



やっと大切にしてくれる人を見つけたのに・・・

どうして心が揺れる--?






「…物足りない」


そう言われると同時に左手をあげられ、壁に押し付けられた。





「なっ!」


「そんな顔をしてる。刺激のない生活に飽き飽きしてるんだろ」


「っ・・・」



図星をつかれた感じがして顔を背けた。




ヤバイ・・・


見られているだけなのに…体の芯が震える。


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