僕らの唄

悠side


〜♪〜♪♪

あれからも鬱陶しいほどあーだ
こーだと考えていると俺の携帯
が着信を知らせ始める。

誰だよこんな時間に…。
今は誰とも喋りたくないっつー
のに…。
携帯を手に取るのも億劫で無視しようっと

ソファーの上で寝返りうったり
して無視してる間にもずっと着
信音は鳴り続けている。

もしかして電話…???

流石に出ないとやばいかなっと
思い携帯を鞄から取り出しディ
スプレイを見ると岩村康治と表
示されている。

え、康ちゃん???

ほとんどに自分から電話なんて
しないのになんて考えながらも
長い間待たせてしまっているの
に気付き急いで電話に出る。


｢ご、ごめん!!!康ちゃんだよね???｣

｢えっと、悠ちゃん??｣

俺が慌てて電話に出るとびっく
りしたのか少し戸惑った様な声
が携帯の向こうから聞こえて来
る。