魔法?そんなのありえないっ!?
+。時計台で…。+
……んっ!
「さっきのあの声、なに…
つか妾とかいつの時代だよ…」
私はムクッと起き上がる
「は!?」
え~とだな…。
待て、読者に状況を説明する前に私がこの状況を理解出来ない!
ちょっと待て…
…よし。よく分からないが
とりあえず把握はした。(理解はしてないが…)
整理して伝えよう。
私はさっきまで学校の森にいた。
鏡を見つけ、触れようとして鏡に吸い込まれた(…気がするだけかもしれないけど。)
そして変な声を聞いて…
…今、ここにいる。
「……ってどこだよ、ここ!!?」
…えっと、信じる・信じないは置いといて、多分この雰囲気は外国の田舎なんかによくある時計台の頂上っぽい?
私は小汚い部屋を見回した。
唯一の出口っぽい所は下へ下へと螺旋階段が続いている。
窓ガラスのない、古風な窓枠からはここが高い場所だと分かる風景が見られる…。
私は恐る恐る窓枠に近づき、顔を出して上を見上げた。
そこには、大きな時計が。
「よっしゃ!ビンゴ♪
やっぱ時計台じゃん!!」
…私は窓から顔を戻した。
前、行ったイギリスの街並みにこんなのがあったと思ったんだよね~。んん?…え~と
当ててどうする私!!Σ(°□°;)