皇帝のサイコロ

いよいよコンドームをつけ、愛の秘部が濡れているのを確認してゆっくりと挿入する。


「しょうくん……っ」

「動くよ」

「っ!」

奥を突くのに合わせて愛がいつもより高い声で喘ぐ。

愛しい。好き。大好き。

その想いに比例して腰の動きが大きくなる。

そして愛の声も。


もっと感じて。

もっと濡れて。

もっと喘いで。


もっと淫らに――。



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