皇帝のサイコロ
階段を一定のリズムで上ってくる足音が聞こえた。
これで包丁を持って登場してきたら怖いな、とありえないことを考えて、もう一度時刻を見てケータイを閉じた。
「昭くんおはよう」
既に着替えた愛が入ってきた。
「おはよう。身体は大丈夫?痛いところない?」
「大丈夫!朝ごはんできたから早く食べてね」
「ありがとう」
えへへ、と嬉しそうに笑って部屋から出ていった。
これで包丁を持って登場してきたら怖いな、とありえないことを考えて、もう一度時刻を見てケータイを閉じた。
「昭くんおはよう」
既に着替えた愛が入ってきた。
「おはよう。身体は大丈夫?痛いところない?」
「大丈夫!朝ごはんできたから早く食べてね」
「ありがとう」
えへへ、と嬉しそうに笑って部屋から出ていった。