TABOO Ⅳ~熱いカラダ~ 


思わず後ろから回されている腕をギュッと握ると、「大人しくしてろよ」と囁いた唇が耳の裏側に触れた。


「…っ」


身体が震え、声が漏れてしまいそうになるのを必死で堪えてると、彼の手が胸へと伸びてきた。


シャツの隙間から、直接肌に触れられそうになる瞬間。


「やめて…っ」


我慢出来なくて上げてしまった声は、ドアの閉まるガラガラという音が消してくれた。





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