オレンジ



でも、こんな乙女思考にならなってもいいかもしれない。



えーりがするからかわいいんだから、許してもいいかもしれない。





「ね?」


「じゃぁアイス、キレイにしてもらわないと」





クスリと笑って、えーりは俺の頬に手を添えた。



俺は腰をかがめて、しやすいようにしてやる。


背伸びをして、唇をなめるえーりの腰を奪って。



俺はえーりに噛み付いた。









-END-



< 80 / 81 >

この作品をシェア

pagetop