初カレ
わかんないよ
朝から、あたしは瑠海の質問責めにあっていた。
「だからぁ、本当になんにもないって!」
「うそだぁ!だって春海先輩だよ?ちゅーぐらいはしたでしょ?」
「ち、ちゅーって…」
パスタ屋さんでの出来事を思い出してぽっと顔が赤くなるのがわかった。
「あーっ!!!!!!顔赤くなった!」
「も、もうっ!瑠海声デカイ!」
「ごまかさないでよ~!しちゃったんだ?」
「してないっ!してないってば」
あたしは海沿いの道を走る。それを瑠海が追いかける。
今日も海は太陽の日差しを受けてキラキラ光っている。
するとウェットスーツにサーフボードを持った先輩が浜辺に見えた。
(あ…先輩)
そう思うのと同じタイミングで先輩はあたしの方を見た。
先輩は大きく手を振った。
あたしに向けて振ってくれているのかわからないから、周りをキョロキョロした。
そんなあたしを見て先輩はぶっと吹き出した。
「あははははっ!夏帆ちゃーん!おはよーっ!」
先輩はそういうともう一度大きく手を振った。
そんな先輩は、海と同じくらいキラキラまぶしい。
あたしも小さく手を振り返した。
「なぁーんかいいなーっ!そういうの」
と瑠海が横で言うのを聞きながら。
「だからぁ、本当になんにもないって!」
「うそだぁ!だって春海先輩だよ?ちゅーぐらいはしたでしょ?」
「ち、ちゅーって…」
パスタ屋さんでの出来事を思い出してぽっと顔が赤くなるのがわかった。
「あーっ!!!!!!顔赤くなった!」
「も、もうっ!瑠海声デカイ!」
「ごまかさないでよ~!しちゃったんだ?」
「してないっ!してないってば」
あたしは海沿いの道を走る。それを瑠海が追いかける。
今日も海は太陽の日差しを受けてキラキラ光っている。
するとウェットスーツにサーフボードを持った先輩が浜辺に見えた。
(あ…先輩)
そう思うのと同じタイミングで先輩はあたしの方を見た。
先輩は大きく手を振った。
あたしに向けて振ってくれているのかわからないから、周りをキョロキョロした。
そんなあたしを見て先輩はぶっと吹き出した。
「あははははっ!夏帆ちゃーん!おはよーっ!」
先輩はそういうともう一度大きく手を振った。
そんな先輩は、海と同じくらいキラキラまぶしい。
あたしも小さく手を振り返した。
「なぁーんかいいなーっ!そういうの」
と瑠海が横で言うのを聞きながら。