初カレ
「夏帆、なんかあったでしょ?」
教室に入るなり、汐里が言った。
「えっ!別に何にも」
「嘘!絶対なんかあった」
汐里は鋭い。
「なになに~?」
「どうかしたの?」
そんなあたしたちを見て瑠海と柚夏もそばにやって来る。
「夏帆、なんかあったと思わない?」
「そうかなぁ?」
「いつも通りの夏帆ちゃんだよ」
あたしの顔を見てから2人は言った。
汐里は納得いかないとでも言いたそうな顔をしてうーんと唸った。
「まさかキスしたとか?」
と瑠海が言う。
「してないよ、そういうの」
慌てて言うと瑠海はちょっとだけ残念そうな顔をした。
「じゃあ何があったの?」
と言われる。
「名前で呼んでって言われた…。あとはぎゅってされた」
とだけ言った。
「わぁ~!いいなぁ」
と柚夏。
「意外!春海先輩のことだからとっくにそういうのやっちゃってるかと思った」
と瑠海。
そこでチャイムが鳴り、一時間目の担当の先生が入ってきた。
教室に入るなり、汐里が言った。
「えっ!別に何にも」
「嘘!絶対なんかあった」
汐里は鋭い。
「なになに~?」
「どうかしたの?」
そんなあたしたちを見て瑠海と柚夏もそばにやって来る。
「夏帆、なんかあったと思わない?」
「そうかなぁ?」
「いつも通りの夏帆ちゃんだよ」
あたしの顔を見てから2人は言った。
汐里は納得いかないとでも言いたそうな顔をしてうーんと唸った。
「まさかキスしたとか?」
と瑠海が言う。
「してないよ、そういうの」
慌てて言うと瑠海はちょっとだけ残念そうな顔をした。
「じゃあ何があったの?」
と言われる。
「名前で呼んでって言われた…。あとはぎゅってされた」
とだけ言った。
「わぁ~!いいなぁ」
と柚夏。
「意外!春海先輩のことだからとっくにそういうのやっちゃってるかと思った」
と瑠海。
そこでチャイムが鳴り、一時間目の担当の先生が入ってきた。