初カレ
沈黙が少し苦しい。
渚と触れてる部分が熱くて、そこにばっかり集中してしまう。
「………」
渚は黙ったままだ。
(なんとか言ってよ~)
と思っていると渚はさらにギュッと手の力を強めた。
思わずあたしの体に力が入る。
まるですべてがスローモーションのようだった。
ゆっくりと渚の顔があたしの顔に近づいてくる。
(あ…もしかして…)
そう思ったら何だか勝手に目を閉じていた。
そして、渚の唇があたしの唇に優しく重なった。
きっと時間にしたらほんの一瞬。
だけどあたしにはとても長く感じた。
「ごめん。ガマンできなかった」
渚はそう言った。
あたしは自分の顔がかーっと熱くなるのがわかった。
それなのに、渚はいつもと変わらない。
「あの…」
「んー?」
「あたし、キスしたの初めてなの」
「マジ!?」
「うん…マジ。」
「………」
「引いた、よね」
渚が無言なのがそう語ってるみたいだった。
渚と触れてる部分が熱くて、そこにばっかり集中してしまう。
「………」
渚は黙ったままだ。
(なんとか言ってよ~)
と思っていると渚はさらにギュッと手の力を強めた。
思わずあたしの体に力が入る。
まるですべてがスローモーションのようだった。
ゆっくりと渚の顔があたしの顔に近づいてくる。
(あ…もしかして…)
そう思ったら何だか勝手に目を閉じていた。
そして、渚の唇があたしの唇に優しく重なった。
きっと時間にしたらほんの一瞬。
だけどあたしにはとても長く感じた。
「ごめん。ガマンできなかった」
渚はそう言った。
あたしは自分の顔がかーっと熱くなるのがわかった。
それなのに、渚はいつもと変わらない。
「あの…」
「んー?」
「あたし、キスしたの初めてなの」
「マジ!?」
「うん…マジ。」
「………」
「引いた、よね」
渚が無言なのがそう語ってるみたいだった。