初カレ
「よろしくね!岬さん」
南条くんはニコニコして柚夏に言った。
つられて柚夏も
「よろしくお願いします」
と答えた。
「そっか…ペア作らなきゃいけないのかぁ」
とあたしが言うと、
「あたし誰でもいいや」
と汐里は言った。
「じゃあ凌と蓮見さんでいいじゃん。さっき息合ってたし」
と波崎くんは言った。
「よろしくね、朝霧くん」
「こちらこそ」
…とあっさり二組決まってしまった。
さてどうしよう。
瑠海はきっと波崎くんと組みたいに違いない。
うるさい男子は苦手だけど…。
(ここはあたしが夏川くんに声かけるしかないか)
と思い、口を開こうとしたら
「瑠海ちゃん!俺と組もうぜ!!」
と夏川くんは言った。
「なっ…!馴れ馴れしい!!」
瑠海は顔を赤らめて言った。
「お願いします!組んでください!!」
すごい勢いで夏川くんがお辞儀して言った。
汐里はそれを見て大爆笑した。
「し、しょうがないなぁ…」
と言いつつもまんざらでもなさそうな瑠海。
「じゃあ…俺と名波さんか」
「…みたいだね」
「よろしくな」
「うん」
こうしてペアが決まった。
南条くんはニコニコして柚夏に言った。
つられて柚夏も
「よろしくお願いします」
と答えた。
「そっか…ペア作らなきゃいけないのかぁ」
とあたしが言うと、
「あたし誰でもいいや」
と汐里は言った。
「じゃあ凌と蓮見さんでいいじゃん。さっき息合ってたし」
と波崎くんは言った。
「よろしくね、朝霧くん」
「こちらこそ」
…とあっさり二組決まってしまった。
さてどうしよう。
瑠海はきっと波崎くんと組みたいに違いない。
うるさい男子は苦手だけど…。
(ここはあたしが夏川くんに声かけるしかないか)
と思い、口を開こうとしたら
「瑠海ちゃん!俺と組もうぜ!!」
と夏川くんは言った。
「なっ…!馴れ馴れしい!!」
瑠海は顔を赤らめて言った。
「お願いします!組んでください!!」
すごい勢いで夏川くんがお辞儀して言った。
汐里はそれを見て大爆笑した。
「し、しょうがないなぁ…」
と言いつつもまんざらでもなさそうな瑠海。
「じゃあ…俺と名波さんか」
「…みたいだね」
「よろしくな」
「うん」
こうしてペアが決まった。