初カレ
クラスマッチ
「晴れてよかったねー!」
柚夏の言葉通り、クラスマッチ当日はとてもいい天気だった。
この日のためにクラスごとにオリジナルのTシャツを用意したりしてみんな気合いが入ってる。
「先輩は今日何してるって?」
汐里に聞かれた。
「うーん…何かあんまりクラスマッチの話しないからなぁ〜。面接ある人は面接の練習で、あとは自習みたい」
「そうなんだー」
そう。渚はあんまりクラスマッチの話をしない。…というか、聞いてくれないのだ。
何か気に障ることを言ってしまったかな、と考えても思い浮かばない。
渚はクラスマッチは関係ないし、あまり興味がないのかなとあたしなりに解釈した。
(本当は、渚と一緒にクラスマッチに出たかったなぁ)
そう思いながらあたしは開会式のため、列に並んだ。
そこで、ハチマキを渡された。
あたしたちはピンク組だ。
ピンクは好きな色だから、沈み気味な気分がちょっぴり上がった。
柚夏の言葉通り、クラスマッチ当日はとてもいい天気だった。
この日のためにクラスごとにオリジナルのTシャツを用意したりしてみんな気合いが入ってる。
「先輩は今日何してるって?」
汐里に聞かれた。
「うーん…何かあんまりクラスマッチの話しないからなぁ〜。面接ある人は面接の練習で、あとは自習みたい」
「そうなんだー」
そう。渚はあんまりクラスマッチの話をしない。…というか、聞いてくれないのだ。
何か気に障ることを言ってしまったかな、と考えても思い浮かばない。
渚はクラスマッチは関係ないし、あまり興味がないのかなとあたしなりに解釈した。
(本当は、渚と一緒にクラスマッチに出たかったなぁ)
そう思いながらあたしは開会式のため、列に並んだ。
そこで、ハチマキを渡された。
あたしたちはピンク組だ。
ピンクは好きな色だから、沈み気味な気分がちょっぴり上がった。