初カレ
あたしたちは早速卓球に出場することになった。
体育館の下の多目的ホールに集まるように放送があった。
いよいよあたしたちの試合になると、
「瑠海ちゃん頑張れ!」
と声がした。
夏川くんだった。
「恥ずかしいからやめてよっ!」
瑠海はそう言っているけど顔はうれしそう。
そしてあたしたちは夏川くんたちが見てる前で試合を始めた。
あたしは相手に恵まれたのか、卓球なんて遊び程度にしかやったことはなかったのに勝つことができた。
汐里は運動神経がいいから、あっさり勝った。
柚夏は残念ながら負けてしまった。
瑠海は接戦を繰り広げていて、まだ試合は終わりそうにもなかった。
そんな瑠海を一生懸命応援する夏川くんを見ていて、瑠海がうらやましかった。
ぐるっと辺りを見回して見るけど、あたしが探してる人はいなかった。
体育館の下の多目的ホールに集まるように放送があった。
いよいよあたしたちの試合になると、
「瑠海ちゃん頑張れ!」
と声がした。
夏川くんだった。
「恥ずかしいからやめてよっ!」
瑠海はそう言っているけど顔はうれしそう。
そしてあたしたちは夏川くんたちが見てる前で試合を始めた。
あたしは相手に恵まれたのか、卓球なんて遊び程度にしかやったことはなかったのに勝つことができた。
汐里は運動神経がいいから、あっさり勝った。
柚夏は残念ながら負けてしまった。
瑠海は接戦を繰り広げていて、まだ試合は終わりそうにもなかった。
そんな瑠海を一生懸命応援する夏川くんを見ていて、瑠海がうらやましかった。
ぐるっと辺りを見回して見るけど、あたしが探してる人はいなかった。