初カレ
「翔…っ!」
キツそうに朝霧くんがタスキをあたしたちに渡した。
「夏帆っ!頑張って‼」
汐里が後ろで叫んでた。
あたしは必死に波崎くんにつかまって、ひたすら走った。
波崎くんもあたしに合わせつつも上手く引っ張ってってくれる。
(あと少し!絶対負けたくないっ…‼)
あたしはそれだけを思ってゴールまで向かった。
「きゃーっ!やったぁ‼」
気づいたら、あたしたちはトップでゴールしていた。
「ほんとに?…やったぁ‼」
正直、なかなか上手くいかなかったから、一位になれるなんて思っていなかった。
だからうれしさが倍にも感じられた。
久しぶりにこんなに走ったから、苦しいんだけど、でもそれも気持ちいい。
キツそうに朝霧くんがタスキをあたしたちに渡した。
「夏帆っ!頑張って‼」
汐里が後ろで叫んでた。
あたしは必死に波崎くんにつかまって、ひたすら走った。
波崎くんもあたしに合わせつつも上手く引っ張ってってくれる。
(あと少し!絶対負けたくないっ…‼)
あたしはそれだけを思ってゴールまで向かった。
「きゃーっ!やったぁ‼」
気づいたら、あたしたちはトップでゴールしていた。
「ほんとに?…やったぁ‼」
正直、なかなか上手くいかなかったから、一位になれるなんて思っていなかった。
だからうれしさが倍にも感じられた。
久しぶりにこんなに走ったから、苦しいんだけど、でもそれも気持ちいい。