年下の彼は、生意気くん!
中に入ると、店員さんに『いらっしゃいませ』と丁寧にお辞儀された。
私、こうゆうところ苦手だなぁ。
落ち着かない。
「何をお探しでしょうか?」
私がショーケースを見つめていると、店員さんに話しかけられた。
「え!?あ、私は…」
上手く断れない。
どうしよう。
「ネックレス、探してるんですけど」
私が固まっていると、南原が助けてくれた。
店員さんは、私ではなく南原の方に向きを変えて話をし始めた。
どうゆうのを探しているのか。
女性ものか男性ものか。
私は、そんなやりとりを見ていて……南原は、何でジュエリーショップに?と思い始めた。
まぁ、多分自分用を買うんだと思うけど。
もしかしたら、好きな子にあげるために来たとか?
てゆうか、こんな可愛らしいお店に男性ものなんてあるの?