すきだよ。
そろそろ痺れを切らした先生が、
「なら、推薦でもいいぞ。そんなかから俺が選ぶから。」(流石ドS…)
といったのをしっかり聞きのがしたのだ。
いっきに教室がざわめく。
(もう、決まったか…??)
そう思って顔を上げて、黒板に目を通す。
…ここまで読んだひとにはもうお分かりだろうが、かなーりベタな展開に成っている。
要するに、推薦した人のなかに、私の名前が書かれていたのだ。
………、…、…………………!!!!!!!!!!!!!????????
まてまてまて!!!!!!
書かれていたのだ。じゃないわ!!
マジか!!
これマジか!!
名前が挙がってるってことは、推薦…
誰だ、私を推薦したやつ!!
慌てて教室を見回す。