すきだよ。







そうしてなんとか乗りきった朝。


美野は、皆が予想していた通り遅刻してきていた。





もう、仮病は使えないため、私は誰も近寄るな的なオーラを発していた。


そのおかげか、午前中は問題は起こらなかった。


しかし、午後一の授業で悲劇は起きた。





担任の授業──!!


「おい、ここの電気きれちまってるよ。



学級委員、後で事務室行って取り替えとけー。」




来たよこのパターン。

担任の授業、って時点でなんとなく嫌な予感してたけど!!


美野の方をちらりとみると、しっかり爆睡している。




もう、やるしかないか!!















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