危険なオアソビ【甘々小説】
その笑みを見た途端、
−−やられた。
そう思った。
「俺、由奈ちゃんの部屋行きてェな」
あたしはこの男に騙されたんだ。
物騒だから、危ないから……って理由を付けて、1番の目的はあたしの家を知るためだったんだ。
ただ下心だけで動くコイツに…騙されたんだ…。
「あー……由奈見てると止まらなくなるんだよね」
あたしは無理矢理、口唇を開けさせられた。
温かいモノが口の中を占領する。
ただあたしは呼吸をするのが精一杯だった。
「最悪……ッ…最低!」
やっと口を離され、息切れをしながらも苛立つ気持ちを吐き出すように言った。
何を言っても伝わらないだろう。
だけど悔しくて悔しくて…仕方なかった。
「まだ、そんなこと言う余裕あったんだ?」
物凄い力で制服のボタンを剥ぎ取られ、露になった肌に口唇を近付けられる。
や、やだ!
あたしは何箇所も、痕を付けられた。