危険なオアソビ【甘々小説】
こんな男達に可愛い笑顔を向ける麻美に、尊敬する。
最初は3人で盛り上がってたが(悪魔でもあたしは入ってない)、
だんだんとペア同士になっていった。
麻美は金髪の男が気に入ったらしく、二人は良い感じだ。
二人はツッコミたくなるくらい、ベタベタに寄り添っている。
あたしは…
「由奈ちゃん。チョー美人じゃね?髪綺麗だね」
裕介という茶髪の男に、髪をクルクルいじられながら話しかけられる。
香水くさ…
男がそんなもの付けるなよ…
ゴクゴクと飲み物を飲むあたしに、しつこく話しかける裕介くん。
無視し続けているにも関わらず、なかなか根性が強い。
顔は不細工ではないし、反対にモテる部類に入るだろう。
だけどいかにも遊んでそうな奴だ。
「−−!!」
突然、裕介くんがあたしのフトモモに触れようとしたとき、過剰に反応したあたしはすばやく立ち上がった。
「あたし、トイレ行ってくる!!」