危険なオアソビ【甘々小説】
「キャぁ!」
両腕を力強く掴まれた後、景色が逆回転する。
目の前は、天井。
そしてあたしを見下ろす、裕介くん。
あたしはソファーに押し倒されていた。
手に持っていた筈のカバンが床に落ちている。
その中に携帯があるけど…誰にも助けを呼ぶことができないなんて、不便な機械だと思った。
「由奈ちゃん。アイツら、今楽しんでるしさ?俺らも楽しもうよ?」
「イ…ヤ!」
抵抗しようと裕介くんの胸を両手で押し上げるが、ビクともしない。
簡単に両手は頭の上に、一つにまとめられた。
「由奈ちゃん。足ほそ…」
「やだ…やだやだ〜!!」
意思とは逆にスカートが上がっていく。
こんな男に涙を流す自分が、情けなくて仕方がない。
「や、やぁ!」