さ迷う恋心【TABOO】
さ迷う恋心
六年間の海外生活で身につけた英語をいかして、通訳の仕事に就いた。
その日私の担当は、海外からやってきたアイドル少年。
柔らかいダークブロンドの髪に、深いブルーアイ。天使みたいな容姿に、甘い甘い笑みに私は目を疑った。
「まるで人間じゃないみたい」
「よく気がついたね。僕が人間じゃないってことに」
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