Meaning of Kiss



「消したから。結構メールしてたみたいだな」

「……」


ぎゅっと、携帯を握り締める華。


「俺の事、騙せると思った?」

「…そんなんじゃ…」


さっきまで抱き合っていたベッドに、
再び華の細い体を押し倒して馬乗りになる。


「やっ…!」


暴れる事なんてお見通しだ。

元々力が弱い華を捩じ伏せる事くらい簡単で。



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