好きだから・・・・・


お兄ちゃんと一緒にいるだけで、超ご機嫌なあたし。


鼻歌を歌いながら階段を下りる。



あたしの好きな歌。




「その歌好きだよな、愛って。」


「うん!良い歌じゃん?メロディーも歌詞も超好きっ!」


なんて言って、この歌の良いところをちょっと熱く語ってみる。




すると、何故か急に立ち止まったお兄ちゃん。



・・・・・?どうしたんだろう?

 



「・・・・そんなに好きなの?」




えっ・・・・何この緊張しちゃうような空気。




「う、うん!・・大好き!」




必要以上に大きな声で答えたあたし。



ヤバーッ!ちゃっかり気持ち伝えたみたいで照れるんですけど・・・///


「そっか!」




満足そうに、優しく微笑むお兄ちゃん。



・・・・かっこいいなぁ~



ついつい、綺麗な横顔に見とれてしまう。




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