キミのとなり

入学式



ヒロと私は学校に着き、体育館の扉に貼ってあるクラス発表用紙を見に行った。

「あ、私、1年B組だ」

「B組?あ、俺もだ」

「え?ヒロも?また同じクラスだね」


私たちは、小学4年生からずっとクラスが一緒だった。


教室に着くと、ほとんどの生徒が席に座って回りの人と喋っている。


「知らない人ばっかだな」
とヒロが呟いた。

私は「そうだね」と返し、黒板に貼ってある席順を見た。

私は苗字の頭文字が『ほ』なので、後ろらへんの席だった。ヒロも後ろ側の席だった。


そして、担任の先生が来て自己紹介をしたあと、しばらくの間先生の話を聞いていた。


そして、先生が話終えたと同時に、体育館へと向かった。



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