キミのとなり
今はだいたい、8時頃。
九時になったら、海にいく予定だ。
女子の部屋は3階。
男子の部屋も3階。
男子と女子の部屋は隣同士。
「じゃあ、準備終わったら海に来てや。」
「わかったよ、秀樹」
秀樹君に返事をしたのは美羽。
秀樹君と美羽はそろそろ一年記念日になる。
凄いよねぇ。
ラブラブで毎日見せつけられてますよ。
部屋を開けると……
「広っ!!」
いゃあ、これは私の家のリビングと同じくらいだよ。
クーラーもついてるし。
「ちょっと暑いから窓開けるね」
そう言い、私は窓を開けた。
生暖かい風が肌に触れた。そして、景色は一面に広がる海。
「きれい…」
そのあと、亜美と美羽も窓の景色を見て驚いていた。
「てか皆水着なに??」
と聞いてみると
「うち、ビキニ」
と亜美。
「うちも。だけど下短パン」と美羽。
「……うち…スク水…」
「「えぇーー!!!!」」
二人は顔を見合わせて声をあげた。
「まぁ、言うと思った。ちゃんと笑夏の分もあるよ。」
そして、亜美に渡された水着は…