キミのとなり
「3人の中で、秘密事なしだよぉ」
と峰原さんが言った。
「峰原さんと本田さんはいるの?」
私がそう聞くと2人は顔をピンク色に染めた。
私はそれを見逃さなかった。
「2人ともいるんだぁ〜」
と私は2人をからかった。
すると本田さんが話し出した。
「てかさ、笑夏!苗字で呼ばないで下の名前で呼んでよ」
「私もそれ思ったぁ」
本田さんの言葉に峰原さんが同意した。
「わ、わかった…。えっと…、あ、亜美、み、美羽」
私が呼んだあと、2人はたちまちと笑顔になり、私に抱きついてきた。
「「笑夏、かわいぃ〜」」
と2人は声を揃えて言った。
「…か…、可愛いっていうなぁあ!!」
私は照れながら怒った。