キミのとなり
ストーカー
バスケ部に入部して約1週間。亜美も美羽も私もバスケ部になれてきた頃のこと。
ある日の昼休み。
「あれ〜?亜美は?」
いつも3人で過ごしている昼休み。だが亜美の姿がなかった。
「亜美なら隣のクラスの男子に呼ばれて2人でどっか行ったっきり戻ってこないよ」
えぇ!!美羽の言葉にビックリ。最近やたら美羽や亜美が昼休みとか放課後にいなくなる。
どこにいってたの?って聞いてもなんでもないよって流される。
そして、亜美が戻ってきた。
「あ、亜美!!どこいってたの?」
「なんでもないよ」
ほら、流された。
私は負けずと言い返した。
「3人の中では秘密事なしでしょ?」
すると美羽と亜美は顔を見合わせて、何かを決心したかのように私に話始めた。