キミのとなり


「おーい!エミー」

後ろからヒロの声がした。
私は振り向くのが怖かったがヒロの声が聞こえ振り返った。

そしてヒロの姿が見えてきた。

こっちに向かって走ってくる。

私は無意識に走り出していた。そしてヒロに抱きついた。

「え!?…エミ!?」

私はヒロから離れた。
「ご…ごめん。はやく帰ろ…」

そしてその日は怖い思いをして帰った。


次の日 昼休み

亜美と美羽と仲良くしゃべっていたら、教室の扉が開いた。


ガラガラガラ…

反射的に扉の方を見る。
そこには昨日の昼休みに来ていた男の子がいた。

すると私の方に近づいてきて…

「…星野 笑夏さんですか?」

「えっはい。星野ですけど…」

「ちょっと来てくれますか?」

「え…?」


私が返事を出さないうちに男の子は私の手を引っ張って強引に連れていかれた。

なに!?




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