キミのとなり


集合場所につくと、美羽と亜美だけがいた。


「あっ!えみ…か……」

2人は私を見るなり、驚いた顔をしていた。

「なに?」

「ちょっと来て!!……なにその格好!!」

「何って…私服だよ」

「それ、バスケの服でしょ!!あんた、オシャレってもんを知らないの!?」

「え?うん。わかんないや」
確かに、2人はとても可愛く着飾っていた。


すると美羽が
「近堂君!!海星君たちが来たら、先いっててって言っといて!!」

「わ、わかった」

そして2人は、私を連れ出した。

「どこ行くの!?」

「亜美の家!!」

「なにするの〜!?」




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