キミのとなり
私は嬉しくて、ルンルン気分で慣れない下駄を履いているのにスキップをして歩いていた。
すると、いつの間に皆とはぐれていた。
あれ…?
みんなどこ?
私は近くらへんを探したけど、皆は見当たらない。
「亜美ー!!美羽ー!!海星君ー!!秀樹君ー!!ヒロ!!!!!」
目に涙がうかんでくる。
「ヒロー!!」
「なんだよ…」
私はとっさに振り返った。
「ヒロ…。よかった…。皆は?」
「あ〜…、はぐれたんじゃね?」
「そ、そっか」
「しょうがないから2人で花火見る?」
え…?
一緒に見てくれるの?
うちと一緒に行きたくないんじゃないの?
「う、うん…」
そして、私たちは花火がよく見れる場所へ向かった。
こうすると、恋人同士に見えたりするのかな?
私はちょっとだけ顔が赤くなる。